パーキンソン病 受診記録 1
受診記録について
この受診記録は個人用です。
出来るだけ病状が進行しても永くこの記録を続けられるように極力簡潔に記載しています。
また、一般の方々へのパーキンソン病の認知の向上と理解を広める為、同じ病気を抱える方々の少しでも励みになればと思い、公開しました。
パーキンソン病について
パーキンソン病は中脳の黒質にあるドーパミン神経細胞がこわれて、ドーパミンの生成量が減ることによって発症します。
主な症状
無動(むどう)
・動きが素早くできない
・歩くときに足が出にくくなる(すくみ足)
・話し方に抑揚がなくなり、声が小さくなる
・書く文字が小さくなる
筋強剛(きんきょうごう)
・肩、膝、指などの筋肉がかたくなって、スムーズに動かしにくい・痛みを感じることもある・顔の筋肉がこわばり、無表情に感じられる
静止時振戦(せいしじしんせん)
・何もしないでじっとしているときにふるえる・片方の手や足のふるえから始まることが多い・睡眠中はふるえがおさまるが、目が覚めるとふるえが始まる・1秒間4~6回ぐらいふるえる
姿勢反射障害(しせいはんしゃしょうがい)
・体のバランスがとりにくくなり、転びやすくなる
・歩いていて止まれなくなる、方向転換をするのが難しい
・症状が進むと、首が下がる、体が斜めに傾くこともある
・転倒を招き、骨折の原因になるので注意が必要
これらの運動症状の他に非運動症状として、自律神経症状、認知障害、嗅覚障害、睡眠障害、精神症状疲労や疼痛、体重減少を感じる場合があります。
2022年現在、パーキンソン病に対する根本的な治療法は無いとされています。
参照 パーキンソンスマイル.net パーキンソン病の原因や治療法、医療機関の検索ならパーキンソンスマイル.net (parkinson-smile.net)
病状の経過
令和2年12月頃から左半身の動かしにくさを感じはじめる。
令和3年1月13日初診。MRI検査異常無し。外的症状からパーキンソン症候群と診断される。
その後DATシンチでの検査結果よりパーキンソン病と確定診断された。
2022年8月28日現在、歩行は安定しているが、仮面顔貌あり。振戦はほとんどない。
内服薬を使用して経過観察中。
診断記録
受診日令和4年6月1日
受診場所 某病院
受診内容
前回の受診時、担当医に、当時朝晩が寒くて体を動かす事を怠りがちになり、体力の低下や筋肉の衰えを自覚した事を相談し、今後の治療法について伺った。
担当医の見解によれば運動療法は投薬療法と同程度の効果が期待できるとの事だった。
担当医の指導を受け、一日3~5kmのウォーキングを中心に積極的に外出する様に心がけた。
週1~2回、軽いトレッキング程度の山登りも取り入れている。
通っていた診療所での温泉リハビリはコロナのまん延と共に休止中。再開するかどうかは検討中。
今回受診時に上記内容を報告し、概ね体調に変化が無かった事を伝える。
但し、ウェアリングオフの兆候を自覚するようになり、日によってあるいは時間によって体調の浮き沈みがある事も付け加える。
以前、増薬は極力望まない事を申し伝えていたが、その希望を考慮頂き現状のまま経過観察する事になった。
次の診察は8月4日 9:30~
次の受診までの取り組み
・一日の体調管理シートの作成、記入。6/15~
・・リハビリメニューの一日の予定をたて実行 フィードバック 7/1~
以上
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