遮光メガネ購入記録
この記録は 網膜色素変性症受診記録 3 の続きです。
前回の内容は下記リンク先を参照下さい。
購入記録は個人用です。
出来るだけ病状が進行しても永くこの記録を続けられるように極力簡潔に記載しています。
なお、一般の方々に視覚障害についての認知と理解を深める為、また、遮光メガネの購入法の一例として参考になればと思い、公開しています。
購入記録及び遮光メガネの感想については、いちユーザーの意見として捉えて頂き、気になる記事については一度ご自身で調べてみる事をおすすめします。
また販売店によって、購入における対応は違いますのであらかじめご了承ください。
経過 2
7月8日
市役所より補装具支給決定の通知が届いた。
眼鏡店に支払い予定金額を確認後、レンズの発注を依頼。
7月13日
補装具支給決定の通知と共に同封されていた市長宛の請求書類を眼鏡店へ提出(署名、捺印が必要)。
市役所への書類の提出は眼鏡店が代行してくれた。
7月15日
遮光メガネが出来上がったので引き取り。支払。
使用感想
レンズ HOYA ハイルックス1
・以前、晴れた日は、視界全体が白っぽく見えて、走行中の車などが確認しづらい状態があった。
その為、怖さを感じる事があったが、遮光メガネを使用使用する事により、やや見やすくなり、結果恐怖感は軽減し、安全性は増した。
具体的に言うと霧が晴れて視界が広がった時にやや類似している。
但し、劇的に見えやすくなったかというとそういう訳では無く、若干見えやすくなった程度である。
・物の輪郭もややはっきり見えるようになった。
フレーム OAKLEY Crosslink OX8118-0156
・先セル(テンプルの先の耳にかかる部分)がゴム製で出来ているので汗をかいてもズレにくい。
・リム(レンズを固定している部分)と肌とのすき間が狭くて横から太陽光線が進入しにくい。
同時にマスクからの息も進入しにくいので結果、レンズが曇りにくい。
・パッド(鼻あて)もゴム製なので、メガネを頭に掛けやすい(老眼の為)。
コストパフォーマンス
メーカー推奨品のフレームの場合、助成金の限度枠内に収まる場合が多いが、機能性や耐久性などに不満が残る事もある。
フレームを好みのブランドから選んだ場合、総額が助成金の限度枠を超える可能性がある。
その場合、超過分は実費負担となる。
考え方と予算次第だが、僕の場合、好みのブランドメガネを今の見え方に最適なレンズに調整して、しかも格安で購入できるものとして購入した。
あとがき
視力を無くしていく事は僕にとってかなり辛い事でした。
今も考え、そして悩み続けています。
しかし治る事がない病気を治す方法を探すより、いかにして今後安全にかつ快適に暮らしていくのかを考えた方が実現性が高いと思っようになりました。
かつては福祉制度を利用する事に罪悪感を感じる事もありましたが、今は少しでも暮らしやすくなるために現在の病状で利用できる制度を活用しています。
購入店
【ライオン堂】アビオシティー加賀店
https://lion-do.co.jp/ 掲載許可済
コメント