病気やけがで生活や仕事に支障が出た時に国が支援してくれる制度に『障害年金』があります。
かねてより申請しておりました『障害厚生年金保険(3級)』の受給決定通知書が日本年金機構より届きました。
とてもありがたい事です。
障害年金だけで生きていける訳ではありませんが、生活をしていく上で大きな支えになる事は確かです。
このブログを読んでいる方は、障害年金に縁のない方も多いかと思いますが、いつ何時自分に病気やケガが襲い掛かって来るか分かりません。
障害年金は自分で申請しないと貰えません。知らないとそのままです。
困った時、国の社会保障制度を上手に利用して行きましょう!
参考になるかは分かりませんが私の受給に至るまでの経緯をザックリとお話しいたします。
先ず、障害年金受給の為の申請方法は二通りあります。
・最寄りの年金事務所に行って問い合わせ、申し込みをする。
・社会保険労務士に相談して手続きを代行してもらう。
私の場合、最終検査時の両目の視力が矯正で右が0.2 左が0.01でした。
障害年金の現在の判定基準を調べると視力は障害厚生年金3級相当で、両眼の視力が0.1以下に減じたもの(矯正視力)とありました。
ギリギリアウトです。
この時点で半分諦めていたのですが、ダメでもともとで社会保険労務士に問い合わせてみることにしました。
この時点で、年金事務所へ電話して直接問い合わせる事も考えました。
なぜなら年金事務所で手続きを行う場合、全ての手続きは自分で行うので私の費用負担はかなり抑えられます。
しかしその場合には以下のリスクが考えられました。
・書類作成、申請に手間がかかり、何度も年金事務所に足を運ばないといけない。(車の運転が出来ない。)
・申請の不手際などで一度不受給の決定が下されてしまうと、覆すのは至難の業で、膨大な時間と労力を消費する。
特に二番目のリスクは今後同疾病での受給そのものが出来なくなる可能性もあるので非常に大きいです。
以上の理由から検討した結果、手間の削減と確実性を求めて社労士さんに代行依頼する事に決めました。
より慎重に検討するために合計3社の社会保険労務士事務所に問い合わせてみました。
インターネットで検索するとたくさんの障害年金専門の社労士事務所があります。
相談料無料の社労士事務所さんも多いです(面会時、ネット上では記載されていいない往復のガソリン代を請求される事がありました。)
また、社労士さんでもやっている事に得手不得手がおありの様で、少々値段は張っても障害年金専門で相談してくれる社労士さんが確実性が高いと感じました。
それぞれ対応はまちまちで慎重に検討しました。
問い合わせの結果、現在の視力の状態でも3級受給の可能性が高い事、またその理由を丁寧に説明してくれた社労士さんが見つかったのでそちらでお願いする事にしました。
申請は以前復職した時にやっと覚えたパソコンの操作法を駆使しました。
ファイルデータをメールで社労士さんとやり取りをする事が出来たので手続きはスムーズに進みました。
お陰様で比較的簡単に、社労士事務所に問い合わせてから受給が決まるまで3カ月かからず、受給決定となりました。
通常審査には3カ月程度の審査機関があるのですが、何故か約1カ月で受給決定通知書が届きました。
以上が受給までのおおまかな流れになります。
よきアドバイスを頂いた社労士さんに感謝です。
最後に
中途障害を背負われて、どうしていいか分からずに悩みを抱えられていらっしゃる方に申し上げます。
悩む必要はありません。必ず解決する方法はあります。
希望を捨てずにがんばりましょう!
終わり
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